施工管理の求人に応募するに当たり有利な条件や社歴

現在、建設業界は大変な好景気です。東京オリンピックパラリンピックに向けての建設ラッシュに加え、既存の建設物の老朽化に伴う補修工事などが多くあり、この状態はまだしばらく続くとみられています。しかし問題となっているのが人手不足です。建設業界においては空前の売り手市場と言われていますが、特に不足しているのが施工管理を行う人材です。数多くの求人案件が求人情報サイトなどに載っていますが、その中からより自分の希望にあった働き場所を得るには、どうすればいいのでしょうか。実は現場においての管理施工の仕事そのものには資格を必要とされませんが、持っていればとても重宝される人材となれる、施工管理技士という国家資格があります。施工管理技士には6種類あり、それぞれ1級と2級があります。

施工管理技士の資格があるとなぜ有利なのか

建設業者に関する法律として「建設業法」というものがあり、この中ですべての建設現場に配置が必須の技術者と定められているのが主任技術者であり、これは施工管理技士の資格保持者でないとなれません。また建設会社がある規模以上の仕事の請負契約をするためには、国や自治体から許可を受けなければならないのですが、これを得るためには常勤の専任技術者にいてもらう必要があります。その専任技術者になれるのも施工管理技士なのです。建設会社が工事を下請けに出す場合、ある金額以上の仕事だと元請けの会社は現場に現場代理人を派遣しなければなりません。これを監理技術者と呼び、1級施工管理技士だけがなれます。現場代理人が必要な現場を元請けとして請け負うのは、比較的大きな会社になります。施工管理技士の1級を持っていると、より条件の良い求人に応募できる可能性が高まります。

未経験者だからといって諦めることはない

施工管理技士の資格は施工管理技術検定を受けて取得するのですが、受験資格として実務経験が必要とされています。そういったところからも経験者が求人において有利になりがちですが、未経験者可の求人も多数あります。施工管理の仕事は施工前の計画作成から現場でのスケジュール管理、安全管理、品質管理といった広範囲に及ぶ仕事を施主や設計者、現場の職人やスタッフ、近隣住民の人々などの協力を得ながら円滑に完成に向けて進めていくものです。この際に求められるのは、コミュニケーション能力やリーダーシップ、高いマネジメント能力です。これらの能力は仕事でグループや店などをまとめる立場にあった人ならば身についていることが多いのではないでしょうか。興味があるのであれば、その職歴は十分な強みになるはずです。